シカゴの郊外にあるNeuqua Valley高校に通う男子生徒が、着ていた"反同性愛者"を示すTシャツを学校側から禁じられた事に対し、生徒側が訴えを起こしました。生徒が着ていたTシャツには" Be happy, Not gay "と書かれていました。
学校側はいかなる生徒も差別、侮辱を受けるべきではないとし、同性愛者を侮辱するメッセージのTシャツを禁止した一方、サポートするTシャツの着用は認めていました。(このTシャツを着用していた生徒に対し、学校側は"Be Happy, Be Straight, (ゲイではない、普通に、ノーマルに、の意)"ならば認める、としていたらしいのですが、生徒側はこれを拒否。)
結局、言論の自由を学校は妨げるべきではなく、Tシャツ着用は認められるべき、との判決が連邦上訴裁判所より下されました。
学生の弁護側は『今回の判決は、憲法修正第1条の権利を求める全ての学生達への勝利です。一方の主張を認め、もう一方の言論の自由や信条を検閲、禁止するのは認められるべきではない』と語っています。
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