移民の国アメリカは、同じくかなりの不法就労者も抱えています。
彼らが毎年納めている税金は、なんと$9ビリオンにも上ります。
架空、又は偽造のソーシャル・セキュリティ番号と名前、もしくは 海外からも納税出来るよう政府の発行した ITIN (Individual Taxpayer Identification Number)を彼らは使用するのだそうです。
多くは肉体労働などで得た収入であろうと思われますが、国外退去を恐れる為源泉徴収もままならないので、タックスリターンもむろん年金も要求できません。
そしてこれから先、年金を受け始めるのは、まさに7800万人ものベビーブーマー達です。
システムと言えばそれまでですが、"生きる為に働く彼ら"の毎晩の食卓がせめて幸せを感じるものであって欲しいな、と合法移民は(無責任ながら)思うのであります。